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射中
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いあ
ふりがな文庫
“
射中
(
いあ
)” の例文
面白くてその夜もそこに宿って三日目にまた戦うて青竜例の通りというところを、猟師
箭
(
や
)
を
矯
(
た
)
めて赤竜に
射中
(
いあ
)
てると海中に入って
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
しかるにヒコクニブクの命の放つた矢はタケハニヤスの王に
射中
(
いあ
)
てて死にましたので、その軍が悉く破れて逃げ散りました。
古事記:03 現代語訳 古事記
(旧字新仮名)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
「おもしろい。中原の鹿は、誰が
射中
(
いあ
)
てようと勝手だ。さはさせじと、争う敵手が現われてこそ、なお、おもしろい」
私本太平記:02 婆娑羅帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
見事
(
みごと
)
圖星
(
づぼし
)
を
射中
(
いあ
)
てたといふ
彼
(
あ
)
の
弓取
(
ゆみと
)
りのキューピッドに
何
(
なん
)
とか
綽號
(
あだな
)
でも
附
(
つ
)
けさっしゃい。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
マーキュ はて、
戀
(
こひ
)
が
盲
(
めくら
)
なら
的
(
まと
)
を
射中
(
いあ
)
てることは
出來
(
でき
)
まい。
今頃
(
いまごろ
)
はロミオめ、
枇杷
(
びわ
)
の
木蔭
(
こかげ
)
に
蹲踞
(
しゃが
)
んで、あゝ、
予
(
わし
)
の
戀人
(
おてき
)
が、あの
娘共
(
むすめども
)
が
内密
(
ないしょ
)
で
笑
(
わら
)
ふ
此
(
この
)
枇杷
(
びは
)
のやうならば、
何
(
なん
)
のかのと
念
(
ねん
)
じて
居
(
ゐ
)
よう。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
射
常用漢字
小6
部首:⼨
10画
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
“射”で始まる語句
射
射殺
射手
射貫
射出
射込
射干
射落
射竦
射水