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婢女
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はした
ふりがな文庫
“
婢女
(
はした
)” の例文
割木
(
わりき
)
ほどの事も
大臺
(
おほだい
)
にして叱りとばさるゝ
婢女
(
はした
)
の身つらや、はじめ
受宿
(
うけやど
)
の
老媼
(
おば
)
さまが言葉には御子樣がたは
男女
(
なんによ
)
六人、なれども常住内にお出あそばすは御總領と末お二人
大つごもり
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
割木
(
わりき
)
ほどの
事
(
こと
)
も
大臺
(
おほだい
)
にして
叱
(
しか
)
りとばさるる
婢女
(
はした
)
の
身
(
み
)
つらや、はじめ
受宿
(
うけやど
)
の
老媼
(
おば
)
さまが
言葉
(
ことば
)
には
御子樣
(
おこさま
)
がたは
男女
(
なんによ
)
六
人
(
にん
)
、なれども
常住
(
じやうぢう
)
家内
(
うち
)
にお
出
(
いで
)
あそばすは
御總領
(
ごそうりやう
)
と
末
(
すゑ
)
お
二人
(
ふたり
)
大つごもり
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
割木ほどの事も大台にして
叱
(
しか
)
りとばさるる
婢女
(
はした
)
の身つらや、はじめ
受宿
(
うけやど
)
の
老媼
(
おば
)
さまが言葉には御子様がたは
男女
(
なんによ
)
六人、なれども常住
家内
(
うち
)
にお
出
(
いで
)
あそばすは御総領と末お二人
大つごもり
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
現在
(
いま
)
の
旦那樣
(
だんなさま
)
が
柔和
(
にうわ
)
の
相
(
さう
)
とては
少
(
すこ
)
しも
無
(
な
)
く、
恐
(
おそ
)
ろしい
凄
(
すご
)
い、にくらしいお
顏
(
かほ
)
つき、
其
(
そ
)
の
方
(
かた
)
の
側
(
そば
)
に
私
(
わたし
)
が
憤怒
(
ふんぬ
)
の
相
(
さう
)
で
控
(
ひか
)
へて
居
(
ゐ
)
るのですから
召使
(
めしつか
)
ひはたまりません、
大方
(
おほかた
)
一月
(
ひとつき
)
に
二人
(
ふたり
)
づゝは
婢女
(
はした
)
は
替
(
かは
)
りまして
この子
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
婢
漢検1級
部首:⼥
11画
女
常用漢字
小1
部首:⼥
3画
“婢女”で始まる語句
婢女共