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威猛高
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ゐたけだか
ふりがな文庫
“
威猛高
(
ゐたけだか
)” の例文
驚く源吉、
威猛高
(
ゐたけだか
)
に妹をきめ付けようとしましたが、お松はそんな事には馴らされてゐない樣子で、なか/\引込みさうもありません。
銭形平次捕物控:081 受難の通人
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
申
募
(
つの
)
るに於ては是非に及ばず此
大勢
(
おほぜい
)
にて半年又は一年
懸
(
かゝ
)
りても澤の井の
出所
(
しゆつしよ
)
を
調
(
しらべ
)
ねばならぬぞ
左樣
(
さやう
)
に心得よと
威猛高
(
ゐたけだか
)
になりて
威
(
おど
)
すにぞ村中の者
肝
(
きも
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「だから、おれが今云ふのじや。」川崎は少し
威猛高
(
ゐたけだか
)
になつて、「手金はおれが工面するから、もう二日待て、その代り、第二號をずん/\組んで貰はう。」
泡鳴五部作:04 断橋
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
兄の千久馬は、もう
威猛高
(
ゐたけだか
)
である。
双面神
(新字旧仮名)
/
岸田国士
(著)
威猛高
(
ゐたけだか
)
になるのは、三十五六の浪人、高利の金を貸して、品川一圓の憎まれ者になつて居る、澤屋利助の用心棒、大川原五左衞門といふ御家人崩れです。
銭形平次捕物控:065 結納の行方
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
▼ もっと見る
夫婦
(
ふうふ
)
にて
洗
(
あら
)
ひ
落
(
おと
)
さんと成しゝ
機
(
をり
)
捕手の者
罷
(
まか
)
り
越
(
こし
)
召捕
(
めしとり
)
しと申ぞ
是
(
これ
)
天命
(
てんめい
)
逃
(
のが
)
れざる所なり之にても未だ
陳
(
ちん
)
ずるやと
威猛高
(
ゐたけだか
)
になつて申けるに傳吉は恐れながら
裾
(
すそ
)
并
(
なら
)
びに
敷石
(
しきいし
)
に血の
着
(
つき
)
たるを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
石川良右衞門は
威猛高
(
ゐたけだか
)
になりました。五十年輩の押の強さ、錢形平次は危ふく踏止つて陣を立て直します。
銭形平次捕物控:072 買つた遺書
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
直し此は存じもよらぬことを
承
(
うけた
)
まはるものかな我等に
對
(
むか
)
ひ
盜賊呼
(
どろぼうよば
)
はり其分には相濟ず
不屆
(
ふとゞき
)
なる申し分也と
威猛高
(
ゐたけだか
)
になつて申しけるにぞ
側
(
そば
)
より
親
(
おや
)
憑司も
張肱
(
はりひぢ
)
なしコリヤ悴よ傳吉に
泥棒呼
(
どろぼうよば
)
はりを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
聟から岡つ引に
引拔
(
ひきぬ
)
いたガラツ八は、品吉を縁側に引据ゑて
威猛高
(
ゐたけだか
)
になります。
銭形平次捕物控:100 ガラツ八祝言
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
威
常用漢字
中学
部首:⼥
9画
猛
常用漢字
中学
部首:⽝
11画
高
常用漢字
小2
部首:⾼
10画
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威猛