“威猛”の読み方と例文
読み方割合
いたけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
藤吉郎に、側からそうされると、小六も、十年前の甥の罪を威猛いたけだかに、今いう気にもなれなかった。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
遍路の笠へ顔をよせて、威猛いたけだかにどなりつけたが、かれは、依然として、ヌックと立ったまま、肩杖をついたまま、そして、紺べりの笠をうつ向けたまま、返辞もせねば、微動もせぬ。
鳴門秘帖:05 剣山の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
威猛いたけだかである。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)