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大
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てえ
ふりがな文庫
“
大
(
てえ
)” の例文
だが、己のこれまでの経験じゃあ、魂なんてものは
大
(
てえ
)
したもんじゃねえ。己は魂って奴を相手に一か八かやってみてやろうよ、ジム。
宝島:02 宝島
(新字新仮名)
/
ロバート・ルイス・スティーブンソン
(著)
皆んなあっしの首っ玉にブラ下ったんだから
大
(
てえ
)
したもので、あんな役得があるんだから
大
(
でっ
)
かい雷鳴も
満更
(
まんざら
)
悪くありませんね
銭形平次捕物控:236 夕立の女
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
じゃあ、
大
(
てえ
)
して値打のねえものなんだな。あったってなくったって、おれあもう祈ってもれえたかねえんだぞ。おれあそんなこたあ我慢が出来ねえ。
二都物語:01 上巻
(新字新仮名)
/
チャールズ・ディケンズ
(著)
お前さんかえ、喬之助さんてエのア、
大
(
てえ
)
した評判だぜ。何かえ、お城番士の首を十七、片ッ端から落して廻るんだってえじゃアねえか。止しな、よしな。
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
『
大
(
てえ
)
した車でねえか! ひょっと、あの車でモスクワまで行くとしたら、行きつけるだか、行きつけねえだか、さあ、お
前
(
めえ
)
どう思う?』——『行きつけるともさ。』と、相手が答えた。
死せる魂:01 または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
▼ もっと見る
お前は
大
(
てえ
)
した頭の人間になったかと思うたら、案外じゃったなア、新次郎
仁王門
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
村の者が江戸の
大尽
(
でえじん
)
だか知んねえけんど、
豪
(
えれ
)
えもんだ、田舎には
沢山
(
たんと
)
ねえ法事だっけッて、村の
若
(
わけ
)
えもんや子供を
招
(
よ
)
ばって餅い
撒
(
め
)
えたり、銭い撒えたりして、坊さまを
夥多
(
えら
)
呼んで、
大
(
てえ
)
した法事だって
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「面白いに違げえねえな、お互ひに江戸に生れて江戸に住んで、
大
(
てえ
)
した退屈もせずに、また年を一つ取つたぢやないか」
銭形平次捕物控:330 江戸の夜光石
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「馬鹿にゃあ
大
(
てえ
)
して役に立たねえとも、違えねえさ、——金だって何だって。」とシルヴァーが大声で言った。
宝島:02 宝島
(新字新仮名)
/
ロバート・ルイス・スティーブンソン
(著)
ワツ
怖
(
こは
)
いツ——てんで、皆んなあつしの首つ玉にブラ下がつたんだから
大
(
てえ
)
したもので、あんな役得があるんだから
大
(
でつ
)
かい雷鳴も滿更惡くありませんね
銭形平次捕物控:236 夕立の女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
それから、兄弟、この黒丸はどうする? もう
大
(
てえ
)
して役にも立つめえな? ディックが自分の運をそこねて自分の聖書を駄目にした。まあそれっくれえのところさ。
宝島:02 宝島
(新字新仮名)
/
ロバート・ルイス・スティーブンソン
(著)
「山谷の聖天樣、——むづかしく言へば
歡喜天
(
くわんきてん
)
樣、——
降魔招福
(
かうませうふく
)
、歡喜自在の
御利益
(
ごりやく
)
があるといふ、
大
(
てえ
)
した佛樣だ」
銭形平次捕物控:330 江戸の夜光石
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「三百兩は
大
(
てえ
)
したことだな」
銭形平次捕物控:330 江戸の夜光石
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
“大”を含む語句
大丈夫
大人
大概
大海
大洋
大神
大方
大切
大家
大分
大通
大臣
大変
大将
大根
大嫌
大地
大略
大王
大食
...