大黄の下剤の如きは、二、三時間以上を経過するに非ざれば腸に感応することなし。薬剤の性質、相異なるを知るべし。また、草木に施す肥料の如き、これに感ずるおのおの急緩の別あり。
“大黄”の意味
《名詞》
大黄 (だいおう)
タデ目タデ科ダイオウ属に属する多年草の総称。学名:Rheum。
1.に属する掌葉大黄、唐古特大黄、薬用大黄、朝鮮大黄などの地下茎を生薬としたもの。
(出典:Wiktionary)
大黄 (だいおう)
(出典:Wiktionary)
“大黄(ダイオウ属)”の解説
ダイオウ属(学名:Rheum)は、タデ科の属の1つである。本属の植物を総称して大黄(だいおう)という。薬用植物であり、生薬・漢方薬の分野では、本属の一部植物の根茎を基原とした生薬を大黄と言う。
大黄は『神農本草経』の下品に収載されており、別名を「将軍」と称するが、陶弘景は「大黄とはその色である。将軍なる号はその薬効が峻烈、快速なのを表示したものだ」といっており、非常に古くから薬用とされ、中国では既に戦国時代の『山海経』にその記載がみられる。ヨーロッパではディオスコリデスの『ギリシア本草』(77年)に記載されている。日本への渡来は、正倉院に良質のものが残存していることから、奈良時代には生薬として輸入されていた。
(出典:Wikipedia)
大黄は『神農本草経』の下品に収載されており、別名を「将軍」と称するが、陶弘景は「大黄とはその色である。将軍なる号はその薬効が峻烈、快速なのを表示したものだ」といっており、非常に古くから薬用とされ、中国では既に戦国時代の『山海経』にその記載がみられる。ヨーロッパではディオスコリデスの『ギリシア本草』(77年)に記載されている。日本への渡来は、正倉院に良質のものが残存していることから、奈良時代には生薬として輸入されていた。
(出典:Wikipedia)