“宿疴”の読み方と例文
読み方割合
しゅくあ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼はなにゆえにかくの如きことをなせしや。彼はみずから曰く、「宿疴しゅくあの胸腹に凝滞ぎょうたいつかまつり、一円いちえん快愈のきざしこれ無きの姿に付き、一旦烏頭うず大黄だいおうの激剤相施し申さず候えば、とても功験得難く候」
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
当時の社会は、果してかくの如く宿疴しゅくあに取り附かれたるか、曰く、しかり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)