トップ
>
大社
>
たいしゃ
ふりがな文庫
“
大社
(
たいしゃ
)” の例文
大社
(
たいしゃ
)
にお
詣
(
まい
)
りするとみやげ物としてどの店にも山ほど並べている。だが出雲の焼物の中でこの「出雲焼」ほど醜悪な貧弱なものはない。
雲石紀行
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
うけたまわれば、弁ノ殿には、これより
紀州
(
きしゅう
)
高野
(
こうや
)
、
播磨
(
はりま
)
大山寺
(
たいせんじ
)
、
伯耆
(
ほうき
)
の
大社
(
たいしゃ
)
、越前の平泉寺などへ、内々の
綸旨
(
りんじ
)
をおびて、忍びやかに御廻国のよし。
私本太平記:02 婆娑羅帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
又
(
また
)
他
(
た
)
の一つは
活神様
(
いきかみさま
)
を
御祭神
(
ごさいじん
)
と
致
(
いた
)
したもので、
出雲
(
いずも
)
の
大社
(
たいしゃ
)
、
鹿島神宮
(
かしまじんぐう
)
、
霧島神宮等
(
きりしまじんぐうなど
)
がそれでございます。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
その寒い風が吹くにつけ自分の住居の破れ障子が今更のように目について
佗
(
わ
)
びしく、それから吹込む風も寒い、のみならず世上は
八百万
(
やおよろず
)
の神々が
出雲
(
いずも
)
の
大社
(
たいしゃ
)
へ旅立をせられて
俳句はかく解しかく味う
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
雨乞いの
祈祷
(
きとう
)
、それに水の拝借と言って、村からは
諏訪
(
すわ
)
大社
(
たいしゃ
)
へ二人の代参までも送った。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
▼ もっと見る
大社
(
たいしゃ
)
は
社
(
やしろ
)
の中の社であります。日本の最も古い建物の様式がここに見られます。
宍道
(
しんじ
)
湖や
中海
(
なかうみ
)
の風光もこの国をどんなに美しくしていることでありましょう。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
“大社”の意味
《名詞》
名高い神社。格式のある神社。
社格の一つ。
《固有名詞》
出雲大社。
(出典:Wiktionary)
“大社”の解説
大社(たいしゃ、おおやしろ)とは大きな神社、または平安時代初期の延喜式神名帳に大社として列格される492の神社、または「〜大社」と名乗る神社のこと。かつては単に大社(おおやしろ)といえば一般的には出雲大社(島根県出雲市)のことを指した。戦後、旧官幣大社や旧国幣大社など大社格の神社で大社を名乗ったところが多い。以下に例を示す。
(出典:Wikipedia)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
社
常用漢字
小2
部首:⽰
7画
“大”で始まる語句
大
大人
大事
大袈裟
大分
大切
大抵
大概
大方
大丈夫