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土台
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どだい
ふりがな文庫
“
土台
(
どだい
)” の例文
旧字:
土臺
外国語
(
がいこくご
)
のいみをただしくくみとるには、
文法
(
ぶんぽう
)
、つまりことばのきまり、やくそくだね、それをよくしっていなければいけない。
文法
(
ぶんぽう
)
は
文章
(
ぶんしょう
)
の
土台
(
どだい
)
だ。
福沢諭吉:ペンは剣よりも強し
(新字新仮名)
/
高山毅
(著)
あたりを
見
(
み
)
ると、まだ
半分
(
はんぶん
)
壊
(
こわ
)
されたままになって、
土台
(
どだい
)
のあらわれている
家
(
いえ
)
もあったし、すでに、一
方
(
ぽう
)
の
端
(
はし
)
では、
新
(
あたら
)
しく
建築
(
けんちく
)
にかかった
家
(
いえ
)
もあります。
とびよ鳴け
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
車の
輪
(
わ
)
が
土台
(
どだい
)
になっていて、その上に枝や
芝草
(
しばくさ
)
がたくさんおいてあります。けれども、この巣はとても古いので、そこにある草や木には根が
生
(
は
)
えています。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
「だが、何と言っても、職人は関東さね。江戸一円の、こう、気の荒っぽいやつに限らあね。
土台
(
どだい
)
、
仕上
(
しあ
)
げが違う——何をしてるッ! 早く行かねえかッ!」
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
夜
(
よ
)
明
(
あ
)
けて見れば、馬屋の
土台
(
どだい
)
の下を掘り
穿
(
うが
)
ちて中に入り、馬の七頭ありしをことごとく食い殺していたり。この家はそのころより産やや傾きたりとのことなり。
遠野物語
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
▼ もっと見る
一たん知識の
土台
(
どだい
)
が据えられると、ここに初めて安心して、上部構造物を築くことができて来る。
霊訓
(新字新仮名)
/
ウィリアム・ステイントン・モーゼス
(著)
母はいろいろなお
話
(
はなし
)
をして、
僕
(
ぼく
)
を
楽
(
たの
)
しませてくれたが、
自分
(
じぶん
)
ではなんにも考え
出
(
だ
)
せないと思っていたものだから、僕の持っていた
絵本
(
えほん
)
の
絵
(
え
)
を
土台
(
どだい
)
にしてお
話
(
はなし
)
をしてくれたものだ。
母の話
(新字新仮名)
/
アナトール・フランス
(著)
蛾次郎は、半分もぐりこんだまま
縁
(
えん
)
の下の
土台
(
どだい
)
にかじりついて
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
だが、どうも、きみは
正式
(
せいしき
)
な
勉強
(
べんきょう
)
をしてないようだね。
土台
(
どだい
)
がしっかりしていない。
福沢諭吉:ペンは剣よりも強し
(新字新仮名)
/
高山毅
(著)
“土台”の意味
《名詞》
木造建築で、基礎の上に据える横材。
建築物の最下部にあり、上の重みを支えるもの。
物事の基礎。
《形容動詞》
土 台(どだい)
元々。
(出典:Wiktionary)
“土台”の解説
土台(どだい)は、木造建築で、基礎の上に横にして据える材のこと。この材に、ほぞ穴をあけて柱を差し込む。近年では専用の金属プレートを用いて固定するケースも増えている。
(出典:Wikipedia)
土
常用漢字
小1
部首:⼟
3画
台
常用漢字
小2
部首:⼝
5画
“土台”で始まる語句
土台石
土台柱
土台骨