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國境
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くにさかひ
ふりがな文庫
“
國境
(
くにさかひ
)” の例文
新字:
国境
その
正月
(
しやうぐわつ
)
のお
飾
(
かざり
)
を
集
(
あつ
)
めて
燒
(
や
)
く
村
(
むら
)
のはづれまで
行
(
ゆ
)
きますと、その
邊
(
へん
)
にはびつくりするほど
大
(
おほ
)
きな
岩
(
いは
)
や
石
(
いし
)
が
田圃
(
たんぼ
)
の
間
(
あひだ
)
に
見
(
み
)
えました。そこからはもう
信濃
(
しなの
)
と
美濃
(
みの
)
の
國境
(
くにさかひ
)
に
近
(
ちか
)
いのです。
ふるさと
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
よき
驛
(
しゆく
)
なりしならん大きな宿屋
荒果
(
あれはて
)
て
憐
(
あはれ
)
なり
此
(
こゝ
)
に木曾義仲
馬洗
(
うまあらひ
)
の水といふ有りといへど見ず例の露伴子愛着の美人も尋ねずわづかに痩馬に一息させしのみにて亦驅け
出
(
いだ
)
す此宿より
美濃
(
みの
)
の
國境
(
くにさかひ
)
馬籠
(
まごめ
)
までの間の十三宿が即ち木曾と總稱する所なり誠に木曾に
入
(
い
)
りしだけありて
此
(
これ
)
より
景色
(
けいしよく
)
凡ならず谷深く山聳へ岩に觸るゝ水
生茂
(
おひしげ
)
る木皆な新たに生面を
木曽道中記
(旧字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
國
部首:⼞
11画
境
常用漢字
小5
部首:⼟
14画
“國”で始まる語句
國
國民
國中
國々
國土
國許
國府
國主
國家
國府津