“因(よすが)” の例文
かく氣(き)の沈(しづ)んで居(を)る時(とき)には、賑(にぎ)はしき光景(くわうけい)にても眺(なが)めなば、幾分(いくぶん)か心(こゝろ)を慰(なぐさ)むる因(よすが)ともならんと考(かんが)へたので、私(わたくし)は兩人(ふたり)を引連(ひきつ)れて、此時(このとき)一番(ばん)に賑(にぎ)はしく見(み)えた船首(せんしゆ)の方(かた)へ歩(ほ)を移(うつ)した。