“噛付”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かみつ60.0%
かじりつい20.0%
くひつ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こう云われては、さすがのお政ももう噛付(かみつ)きようが無いと見えて、無言で少選(しばらく)文三を睨(ね)めるように視ていたが、やがて
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
そこを些(すこ)しでも汲分(くみわ)けてお出でなら、仮令(たと)えどんな辛いと思う事が有ッても厭(いや)だと思う事があッても我慢をしてサ、石に噛付(かじりつい)ても出世をしなくッちゃアならないと心懸なければならないとこだ。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
五秒(べう)、十秒(べう)は大叫喚(だいけうくわん)、あはや、稻妻(いなづま)は喰伏(くひふ)せられたと思(おも)つたが、此(この)犬(いぬ)尋常(じんじやう)でない、忽(たちま)ちむつくと跳(は)ね起(お)きて、折(をり)から跳(をど)り掛(かゝ)る一頭(いつとう)の雄獅(をじゝ)の咽元(のどもと)に噛付(くひつ)いて、一振(ひとふ)り振(ふ)るよと見(み)へたが