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噛砕
ふりがな文庫
“噛砕”の読み方と例文
旧字:
噛碎
読み方
割合
かみくだ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かみくだ
(逆引き)
御経
(
おきやう
)
に
節
(
ふし
)
をつけて
外道踊
(
げだうをどり
)
をやつたであらう
一寸
(
ちよツと
)
清心丹
(
せいしんたん
)
でも
噛砕
(
かみくだ
)
いて
疵口
(
きずぐち
)
へつけたら
何
(
ど
)
うだと、
大分
(
だいぶ
)
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
の
事
(
こと
)
に
気
(
き
)
がついて
来
(
き
)
たわ。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
愛撫
(
あいぶ
)
するだけではあきたらず、それを愛するの余りに、彼は、ギルガメシュ伝説の最古版の粘土板を
噛砕
(
かみくだ
)
き、水に
溶
(
と
)
かして飲んでしまったことがある。
文字禍
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
吹きなびかせ
麦酒
(
ビール
)
の盃に投入るるブツカキの氷ばりばりと石を割るやうに
噛砕
(
かみくだ
)
く当代紳士の
豪興
(
ごうきょう
)
矢はずぐさ
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
噛砕(かみくだ)の例文をもっと
(8作品)
見る
“噛砕”の意味
《名詞》
噛砕(ごうさい)
噛み砕くこと。
(出典:Wiktionary)
噛
漢検準1級
部首:⼝
15画
砕
常用漢字
中学
部首:⽯
9画
“噛”で始まる語句
噛
噛合
噛切
噛着
噛締
噛殺
噛鳴
噛付
噛分
噛附
“噛砕”のふりがなが多い著者
村井弦斎
中島敦
佐々木邦
三遊亭円朝
泉鏡太郎
石川啄木
泉鏡花
永井荷風