“噛附”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かみつ33.3%
かみつか33.3%
かみつこ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
暗がりをくわ楊枝ようじ、月夜には懐手で、呑気のんき歩行あるいてると、思いがけねえ狂犬やまいぬめが噛附かみつくような塩梅あんばいに、突然いきなり、突当る奴がある、引摺倒す奴がある、拳固でくらわす奴がある
三枚続 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
今にも我が敵に噛附かみつかんずる程の怒れる面色めんしょくを存すべき筈ならずや。
血の文字 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
おうそれ/\彼のプラトが大変に能くなじんで居る人よプラトが己に噛附かみつこうとした時内儀がそう云た
血の文字 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)