“噛碎”の読み方と例文
新字:噛砕
読み方割合
かみくだ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
われは此評の殼を噛碎かみくだきて、其肉の甘さと其たねの苦さとを味ふ。人間派なきは大詩人なきなり、妙手なきなり。舊作家の固有派に屬するは、其凡手なるためなり。
柵草紙の山房論文 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)