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噛付
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かみつ
ふりがな文庫
“
噛付
(
かみつ
)” の例文
こう云われては、さすがのお政ももう
噛付
(
かみつ
)
きようが無いと見えて、無言で
少選
(
しばらく
)
文三を
睨
(
ね
)
めるように視ていたが、やがて
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
少し間の
延
(
の
)
びた顏をしてゐる者があツたら、
突倒
(
つきたふ
)
す、
踏踣
(
ふみのめ
)
す、
噛付
(
かみつ
)
く、かツ
拂
(
ぱら
)
ふ、
唸
(
うな
)
る、
喚
(
わめ
)
く、慘
憺
(
たん
)
たる
惡戰
(
あくせん
)
だ。だから
汗
(
あせ
)
と
垢
(
あか
)
とが
到處
(
いたるところ
)
に
充滿
(
いつぱい
)
になツてゐて、東京には
塵埃
(
ごみ
)
が多い。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
図書は
噛付
(
かみつ
)
くように叫んだ。
三十二刻
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
噛
漢検準1級
部首:⼝
15画
付
常用漢字
小4
部首:⼈
5画
“噛”で始まる語句
噛
噛合
噛切
噛砕
噛着
噛締
噛殺
噛鳴
噛分
噛附