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和
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なぐさ
天を仰ぎ、地を
敲きて
哭悲しみ、
九三ともにもと物狂はしきを、さまざまといひ
和めて、かくてはとて
遂に
九四曠野の
烟となしはてぬ。
おもき物いみも既に
満てぬ。絶えて
兄長の
面を見ず。なつかしさに、かつ此の月頃の
憂さ
怕ろしさを心のかぎりいひ
和まん。
眠さまし給へ。我も
外の方に出でんといふ。
一三庁上なる所に
許多の
金を
布き
班べて、心を
和むる事、世の人の月花にあそぶに
勝れり。人みな左内が
行跡をあやしみて、
吝嗇一四野情の人なりとて、
爪はじきをして
悪みけり。
“和”の意味
《名詞》
(ワ)ある集団において、互いの関係に納得し安定している様子。協力し調和をはかっている様子。
(ワ 文語)平和、停戦。
(ワ)加算(足し算)の結果。
(ワ)日本。特に伝統的な性質を強調する場合。
(出典:Wiktionary)