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取繞
ふりがな文庫
“取繞”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
とりま
55.6%
とりかこ
11.1%
とりまは
11.1%
とりまわ
11.1%
とりめぐ
11.1%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とりま
(逆引き)
食堂から奥の座敷へ通うところは廻廊風に出来ていて、その間に静かな
前栽
(
せんざい
)
がある。
可成
(
かなり
)
広い、植木の多い庭が前栽つづきに座敷の
周囲
(
まわり
)
を
取繞
(
とりま
)
いている。
刺繍
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
取繞(とりま)の例文をもっと
(5作品)
見る
とりかこ
(逆引き)
丁度午後の日を
真面
(
まとも
)
にうけて、
宏壮
(
おほき
)
な白壁は燃える火のやうに見える。建物
幾棟
(
いくむね
)
かあつて、長い
塀
(
へい
)
は其
周囲
(
まはり
)
を
厳
(
いかめ
)
しく
取繞
(
とりかこ
)
んだ。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
取繞(とりかこ)の例文をもっと
(1作品)
見る
とりまは
(逆引き)
正面
(
しやうめん
)
は
本院
(
ほんゐん
)
に
向
(
むか
)
ひ、
後方
(
こうはう
)
は
茫廣
(
ひろ/″\
)
とした
野良
(
のら
)
に
臨
(
のぞ
)
んで、
釘
(
くぎ
)
を
立
(
た
)
てた
鼠色
(
ねずみいろ
)
の
塀
(
へい
)
が
取繞
(
とりまは
)
されてゐる。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
取繞(とりまは)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
とりまわ
(逆引き)
正面
(
しょうめん
)
は
本院
(
ほんいん
)
に
向
(
むか
)
い、
後方
(
こうほう
)
は
茫広
(
ひろびろ
)
とした
野良
(
のら
)
に
臨
(
のぞ
)
んで、
釘
(
くぎ
)
を
立
(
た
)
てた
鼠色
(
ねずみいろ
)
の
塀
(
へい
)
が
取繞
(
とりまわ
)
されている。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
取繞(とりまわ)の例文をもっと
(1作品)
見る
とりめぐ
(逆引き)
家の中の生活には、ホドは
勿論
(
もちろん
)
大切であるが、是を
取繞
(
とりめぐ
)
らす炉ぶちもまた重要であった。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
取繞(とりめぐ)の例文をもっと
(1作品)
見る
取
常用漢字
小3
部首:⼜
8画
繞
漢検1級
部首:⽷
18画
“取”で始まる語句
取
取出
取縋
取柄
取除
取次
取敢
取交
取做
取付
“取繞”のふりがなが多い著者
島崎藤村
アントン・チェーホフ
柳田国男
宮本百合子