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反魂丹売
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はんごんたんうり
ふりがな文庫
“
反魂丹売
(
はんごんたんうり
)” の例文
(はい、
辻
(
つじ
)
の手前で富山の
反魂丹売
(
はんごんたんうり
)
に逢いましたが、一足先にやっぱりこの路へ入りました。)
高野聖
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
どんな山の中でも
行
(
ゆ
)
きます、
私
(
わたし
)
の
生国
(
しやうこく
)
は
越中
(
ゑつちう
)
の
富山
(
とやま
)
で、
反魂丹売
(
はんごんたんうり
)
ですから、
荷物
(
にもつ
)
を
脊負
(
せお
)
つて、まだ
薬
(
くすり
)
の
広
(
ひろ
)
まらない山の中ばかり
売
(
う
)
つて歩くのです、さうして
又
(
また
)
翌年
(
よくねん
)
其
(
そ
)
の山の中を
売
(
う
)
つて歩くので
塩原多助旅日記
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
(はい、
辻
(
つぢ
)
の
手前
(
てまへ
)
で
富山
(
とやま
)
の
反魂丹売
(
はんごんたんうり
)
に
逢
(
あ
)
ひましたが、一
足
(
あし
)
前
(
さき
)
に
矢張
(
やツぱり
)
此
(
この
)
路
(
みち
)
へ
入
(
はい
)
りました。)
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
何
(
なん
)
と、おらが
曳
(
ひ
)
いて
行
(
い
)
つた
馬
(
うま
)
を
見
(
み
)
さしつたらう、それで、
孤家
(
ひとつや
)
で
来
(
き
)
さつしやる
山路
(
やまみち
)
で
富山
(
とやま
)
の
反魂丹売
(
はんごんたんうり
)
に
逢
(
あ
)
はしつたといふではないか、それ
見
(
み
)
さつせい、
彼
(
あ
)
の
助倍
(
すけべい
)
野郎
(
やらう
)
、
疾
(
とう
)
に
馬
(
うま
)
になつて
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
それで、
孤家
(
ひとつや
)
へ来さっしゃる
山路
(
やまみち
)
で
富山
(
とやま
)
の
反魂丹売
(
はんごんたんうり
)
に
逢
(
あ
)
わしったというではないか、それみさっせい、あの
助平野郎
(
すけべいやろう
)
、とうに馬になって、それ馬市で
銭
(
おあし
)
になって、お
銭
(
あし
)
が、そうらこの鯉に化けた。
高野聖
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
反
常用漢字
小3
部首:⼜
4画
魂
常用漢字
中学
部首:⿁
14画
丹
常用漢字
中学
部首:⼂
4画
売
常用漢字
小2
部首:⼠
7画
“反魂丹”で始まる語句
反魂丹