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助手
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じょしゅ
ふりがな文庫
“
助手
(
じょしゅ
)” の例文
「おれは内地の
農林
(
のうりん
)
学校の
助手
(
じょしゅ
)
だよ、だから
標本
(
ひょうほん
)
を
集
(
あつ
)
めに来たんだい。」私はだんだん雲の
消
(
き
)
えて青ぞらの出て来る空を見ながら
サガレンと八月
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
「まあ、こちらへいらして、ごらんください。」と、
助手
(
じょしゅ
)
の
小田
(
おだ
)
さんは、
先
(
さき
)
に
立
(
た
)
って、
博士
(
はかせ
)
を、しんとした、うすぐらい
研究室
(
けんきゅうしつ
)
へ
案内
(
あんない
)
しました。
うずめられた鏡
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
それは、名たんてい明智小五郎の
助手
(
じょしゅ
)
の小林くんだったのです。ヘリコプターの中にかくれていて、たけしくんたちを助けてくれた、あの小林くんだったのです。
ふしぎな人
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
私はいきなり、
助手
(
じょしゅ
)
やほかの
火夫
(
かふ
)
といっしょに、
機関車
(
きかんしゃ
)
からとびだして、かけつけていきました。みると、
火夫
(
かふ
)
は大きな
獣
(
けだもの
)
を力一
杯
(
ぱい
)
におさえつけています。それは、年とった一ぴきの大きな
狸
(
たぬき
)
でした。
ばかな汽車
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
「できることなら、この
鏡
(
かがみ
)
を、もとの
墓所
(
ぼしょ
)
にうずめてやりたい。」と、いった
若
(
わか
)
い
助手
(
じょしゅ
)
のねがいを、
考古学者
(
こうこがくしゃ
)
である
博士
(
はかせ
)
は、ついに
許
(
ゆる
)
したのでした。
うずめられた鏡
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
▼ もっと見る
「おれは学校の
助手
(
じょしゅ
)
だからさ。」私はついまたつりこまれてどなりました。するとすぐ私の足もとから引いて行った
潮水
(
しおみず
)
はまた
巻
(
ま
)
き
返
(
かえ
)
して波になってさっとしぶきをあげながらまた
叫
(
さけ
)
びました。
サガレンと八月
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
いままでの
学者
(
がくしゃ
)
たちとちがって、たましいのありかを
知
(
し
)
るといういきかたで、
考古学
(
こうこがく
)
の
将来
(
しょうらい
)
に、
明
(
あか
)
るい
道
(
みち
)
が
開
(
ひら
)
けるような
気
(
き
)
がしたと、
助手
(
じょしゅ
)
の
小田
(
おだ
)
さんにむかっていったのでした。
うずめられた鏡
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
三人の
助手
(
じょしゅ
)
らしい人たちに
夢中
(
むちゅう
)
でいろいろ
指図
(
さしず
)
をしていました。
銀河鉄道の夜
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
“助手”の意味
《名詞》
(じょしゅ)仕事の手助けをする人。
(じょしゅ)(context、education)大学で、教授や准教授の職務を助ける職。
すけて 参照。
(出典:Wiktionary)
助
常用漢字
小3
部首:⼒
7画
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
“助手”で始まる語句
助手君
助手童