“初老”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょろう50.0%
はつおひ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「これぐらい食ったのが食えなくなったんだから心細い。余程身体がうかしている。初老しょろうだね。矢っ張り、争われないものさ」
親鳥子鳥 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
まだなら、前途遼遠ぜんとりょうえんのように取れる。一寸ちょっとのことだけれど、大分感じが違う。く見ていると、お父さんもこれを心掛けている。初老しょろうの到来後間もなく、お父さんは白髪がポツポツ目立ち始めた。
親鳥子鳥 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
其方そなたらば重疊ちようでうよろこびなれど萬一もしいよ/\出來できものならば、いまよりもらうてこゝろまかせし教育きやういくをしたらばとれをあけくれこゝろがくれども、いまだにきも見當みあたらず、としたてばれも初老はつおひの四十のさか
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)