初老しょろう)” の例文
「これぐらい食ったのが食えなくなったんだから心細い。余程身体がうかしている。初老しょろうだね。矢っ張り、争われないものさ」
親鳥子鳥 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
まだなら、前途遼遠ぜんとりょうえんのように取れる。一寸ちょっとのことだけれど、大分感じが違う。く見ていると、お父さんもこれを心掛けている。初老しょろうの到来後間もなく、お父さんは白髪がポツポツ目立ち始めた。
親鳥子鳥 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)