“公言”の読み方と例文
読み方割合
こうげん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けれどもぼく大島小學校おほしませうがくかう出身しゆつしんなることを、諸君しよくんごと立派りつぱ肩書かたがきもつらるるうち公言こうげんしてすこしはぢず、むしほこつて吹聽ふいちやうしたくなるのです。
日の出 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
その戦略せんりゃくさえ公言こうげんしてはばからざるは、以て虚喝きょかつに外ならざるを知るべし。
はれなければだまつてます。はれてもふてえきなき仲間なかまむかつてはだまつてます。けれども諸君しよくんごと教育けういくたか紳士しんしはれてはじつ眞面目まじめぼく大島小學校おほしませうがくかう出身しゆつしんといふことを公言こうげんするのです。
日の出 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)