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何
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い
ふりがな文庫
“
何
(
い
)” の例文
代助は学校を卒業する前から、梅子の
御蔭
(
おかげ
)
で写真実物色々な細君の候補者に接した。けれども、
何
(
い
)
ずれも不合格者ばかりであった。
それから
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
キヨメをエタと云ふは
何
(
い
)
かなる詞ぞ。穢多。根本は餌取と云ふべき歟。餌と云ふはしゝむら鷹の餌を云ふなるべし、其れを取る物を云ふなり。
エタ源流考
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
致し度と申しければ憑司は傳吉が此村に居る時は何かに
面伏
(
おもぶせ
)
なるゆゑ是幸ひと早速
承知
(
しようち
)
なしたるに傳吉は立歸り少しの田地は人に預け夫婦諸共に
野尻
(
のじり
)
へ引移りしかば
與惣次
(
よそうじ
)
も老人故家内の世話は傳吉夫婦に
任
(
まか
)
せけるに傳吉は正直實義の男なれば
何
(
い
)
づれも
深切
(
しんせつ
)
に取扱ひ
殊
(
こと
)
にお專は發明ゆゑ與惣次も
安堵
(
あんど
)
なし
茲
(
こゝ
)
に二三年を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
けれども、
何
(
い
)
づれも不合格者ばかりであつた。始めのうちは体裁の
好
(
い
)
い
逃
(
にげ
)
口上で断わつてゐたが、二年程前からは、急に
図迂
(
づう
)
々々しくなつて、屹度相手にけちを付ける。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
“何”の解説
何(か)は、漢姓のひとつ。『百家姓』の21番目。
(出典:Wikipedia)
何
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
“何”を含む語句
何処
如何
何方
何故
何人
何時
何所
幾何
奈何
何樣
何程
何様
何日
何處
何事
如何様
何家
何分
何等
何者
...