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人傑
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じんけつ
ふりがな文庫
“
人傑
(
じんけつ
)” の例文
同じ世に生れあわせた人間の仲間に、そういう
稀有
(
けう
)
な
人傑
(
じんけつ
)
がいるのを、会いもせずに過ぎてしまうのは口惜しい——。
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
仮令
(
たと
)
い大帝は一種絶倫の
人傑
(
じんけつ
)
なりとするも、当時の露西亜に
於
(
おい
)
て日本人の
如
(
ごと
)
く大胆にして
且
(
か
)
つ学問思想の緻密なる国民は容易になかろうと思われる。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
慕
(
したは
)
せ今に至るまでも名奉行と言る時は只に忠相ぬし一
個
(
にん
)
に
止
(
とゞま
)
るが如く思ひ大岡越前守の名は三歳の小兒といへども之を
知
(
しり
)
頻
(
しきり
)
に
明斷
(
めいだん
)
を
稱
(
たゝへ
)
るこそ
人傑
(
じんけつ
)
の
才
(
さい
)
稀世
(
きせい
)
の人といふ可し是等を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
然
(
しか
)
りといえども勝氏も
亦
(
また
)
人傑
(
じんけつ
)
なり、当時幕府内部の
物論
(
ぶつろん
)
を
排
(
はい
)
して
旗下
(
きか
)
の士の
激昂
(
げきこう
)
を
鎮
(
しず
)
め、一身を
犠牲
(
ぎせい
)
にして政府を
解
(
と
)
き、以て
王政維新
(
おうせいいしん
)
の成功を
易
(
やす
)
くして
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
“人傑”の意味
《名詞》
知恵と行動力が人並み外れて優れた人物。傑物。
(出典:Wiktionary)
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
傑
常用漢字
中学
部首:⼈
13画
“人”で始まる語句
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