“じんけつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
人傑80.0%
人血20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
したはせ今に至るまでも名奉行と言る時は只に忠相ぬし一にんとゞまるが如く思ひ大岡越前守の名は三歳の小兒といへども之をしりしきり明斷めいだんたゝへるこそ人傑じんけつさい稀世きせいの人といふ可し是等を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
しかりといえども勝氏もまた人傑じんけつなり、当時幕府内部の物論ぶつろんはいして旗下きかの士の激昂げきこうしずめ、一身を犠牲ぎせいにして政府をき、以て王政維新おうせいいしんの成功をやすくして
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
そこでポントスの寝室しんしつを調べてみると、ベッドはたしかに人の寝ていた形跡けいせきがあるが、ポントスは見えない。なおもよく調べると、ゆかの上に人血じんけつこぼれたのを拭いた跡が二三ヶ所ある。
恐怖の口笛 (新字新仮名) / 海野十三(著)