“明斷”の読み方と例文
新字:明断
読み方割合
めいだん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
犯すに至れること恐るべき次第なりされどもてんまことてらし給ふにより大岡越前守殿の如きけん奉行の明斷めいだんに依てのがれ難き死刑一等を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
したはせ今に至るまでも名奉行と言る時は只に忠相ぬし一にんとゞまるが如く思ひ大岡越前守の名は三歳の小兒といへども之をしりしきり明斷めいだんたゝへるこそ人傑じんけつさい稀世きせいの人といふ可し是等を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
仁智じんち明斷めいだんの大岡殿も久八が助命じよめいの儀を甲州屋吉兵衞にはかに願ひ出たるは如何なる事情ことがら有ての儀やと勘考かんかうせられし處今吉兵衞が長々なが/\しき申立を奇異きいのことに思はれしが再度ふたゝび熟考じゆくかうあるに久八が千太郎を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)