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事
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ツカ
ふりがな文庫
“
事
(
ツカ
)” の例文
倭人の神に
事
(
ツカ
)
へさせ、信仰習合・祭儀統一の実を、其旧領土なる郡々に伝へさせようと言ふ目的があつたものと推定することは出来る。
国文学の発生(第二稿)
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
「君ニ
事
(
ツカ
)
エテソノ
本
(
モト
)
ヲ忘レズ。関羽はまことに天下の義士だ。いつか去ろう! いつか
回
(
かえ
)
り去るであろう! ああ、ぜひもない」
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
又、自分ののろ
殿内
(
ドノチ
)
の
宅
(
ヤカ
)
つ神なる火の神に
事
(
ツカ
)
へる。其外にも、村全体としての神事には、中心となつて祭りをする。間切、村の
根所
(
ネドコロ
)
の祭りにも与る。
琉球の宗教
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
春のほかひに臨むのをまれびとのおとづれの第一次行事と見、秋の奉賽の
獻
(
マツ
)
り
事
(
ツカ
)
へが第二次に出來て、春のおとづれと併せ行はれる樣になつたものと見られる。
国文学の発生(第三稿):まれびとの意義
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
屋敷中の人々は、
上
(
ウヘ
)
近く
事
(
ツカ
)
へる人たちから、
垣内
(
カキツ
)
の隅に住む
奴隷
(
ヤツコ
)
・
婢奴
(
メヤツコ
)
の末にまで、顏を
輝
(
カヾヤ
)
かして、此とり沙汰を迎へた。でも姫には、誰一人其を聞かせる者がなかつた。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
▼ もっと見る
屋敷中の人々は、
上
(
ウヘ
)
近く
事
(
ツカ
)
へる人たちから、
垣内
(
カキツ
)
の隅に住む
奴隷
(
ヤツコ
)
・
婢奴
(
メヤツコ
)
の末にまで、顏を
輝
(
カヾヤ
)
かして、此とり沙汰を迎へた。でも姫には、誰一人其を聞かせる者がなかつた。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
屋敷中の人々は、
上
(
ウヘ
)
近く
事
(
ツカ
)
へる人たちから、
垣内
(
カキツ
)
の隅に住む
奴隷
(
ヤツコ
)
・
婢奴
(
メヤツコ
)
の末にまで、顔を輝かして、
此
(
コノ
)
とり
沙汰
(
ザタ
)
を迎へた。でも姫には、誰一人其を聞かせる者がなかつた。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
“事”の意味
《名詞》
事(こと)
ある一時期におこる、まとまったひとつらなりの動き。ことがら。できごと。
他の語句を体言にする。
予定、必然や軽い命令を表す。
(出典:Wiktionary)
“事”の解説
事(こと)、事(じ)。
(出典:Wikipedia)
事
常用漢字
小3
部首:⼅
8画
“事”を含む語句
事情
事実
事件
他事
好事
食事
何事
好事家
事實
事故
大事
無事
仕事
情事
事業
徒事
善事
曲事
一事
万事
...