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並々
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なみ/\
ふりがな文庫
“
並々
(
なみ/\
)” の例文
すれば是は容易の
公事
(
くじ
)
でなし
那
(
あ
)
の惣右衞門めは
年
(
とし
)
こそ
老込
(
おいこみ
)
たれど
並々
(
なみ/\
)
の者に非ず
彼
(
かれ
)
是
(
これ
)
評定所へ
出
(
いづ
)
るならば此方が是迄の惡事を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
その次ぎには、
句讀點
(
くとうてん
)
や語勢、聲の
抑揚
(
よくやう
)
や場合に應じた身振などに注意して、短かい詩を朗讀した。彼女の年頃にしては、まつたく
並々
(
なみ/\
)
ならぬ出來だつた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
あなたとの交際が
彼女
(
あれ
)
たちに
並々
(
なみ/\
)
ならぬ喜びを與へてゐたので——
彼女
(
あれ
)
たちのマアシュ・エンド出發が近づいて、あなたにも出發して戴かなければならぬやうになる迄は
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
大岡殿
吟味
(
ぎんみ
)
により安間平左衞門が
惡事
(
あくじ
)
當人
(
たうにん
)
より
追々
(
おひ/\
)
白状に及びしと雖も
渠
(
かれ
)
は
並々
(
なみ/\
)
ならぬ曲者なれば
未
(
いま
)
だ
殘
(
のこ
)
らずの白状には
有
(
ある
)
べからずと思はれ
猶
(
なほ
)
種々
(
いろ/\
)
と
糺
(
たゞ
)
されけれども
其外
(
そのほか
)
の事は一
向
(
かう
)
に申立ず
因
(
よつ
)
て
何卒
(
なにとぞ
)
京都にて
彼
(
か
)
れと同勤したる佐々木
靱負
(
ゆきへ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
勤
(
つとめ
)
たる願山とは汝かことかハテサア驚くな其方が白状せぬ前に汝の
兄
(
あに
)
切首
(
きりくび
)
の多兵衞が
殘
(
のこ
)
らず白状して
仕舞
(
しまつ
)
たは何も
今更
(
いまさら
)
隱
(
かく
)
すには及ばぬイヤ
汝
(
おの
)
れは
勿々
(
なか/\
)
並々
(
なみ/\
)
の
奴
(
やつ
)
ではないコレ願山能承まはれ汝が兄の多兵衞は
潔
(
さつぱ
)
りとして
小氣味
(
こきみ
)
の
能
(
よい
)
奴
(
やつ
)
ぢや其方も
兄
(
あに
)
の通りすツぱりと白状せよ主税之助に
頼
(
たの
)
まれ島の
死骸
(
しがい
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
並
常用漢字
小6
部首:⼀
8画
々
3画
“並々”で始まる語句
並々方