“丙子”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひのえね75.0%
へいし25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
甲子きのえねを一とし乙丑きのとうしを二とすれば甲戌きのえいぬは十一であり丙子ひのえねは十三になる、少しめんどうなだけに、それだけの長所はあるのである。
自由画稿 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
正月三日(丙子ひのえね)は即ち初子の日に当ったから「初子はつねの今日」といった。玉箒は玉を飾った箒で、目利草めどぎぐさ(蓍草)で作った。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
行状に拠るに、初代瑞仙独美は享保二十年乙卯いつぼう五月二十二日に生れ、文化十三年丙子へいし九月六日に歿した。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)