“丙種”の読み方と例文
読み方割合
へいしゅ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
極度の近視眼のため、丙種へいしゅでした、恥ずかしい気がします、と私の家へ遊びに来て報告した。
律子と貞子 (新字新仮名) / 太宰治(著)
それを、大きい声で、おくめんも無く語るというわざが、できぬのだ。出征の兵隊さんを、人ごみの陰から、こっそりのぞいて、ただ、めそめそ泣いていたこともある。私は丙種へいしゅである。
(新字新仮名) / 太宰治(著)