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与
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よ
ふりがな文庫
“
与
(
よ
)” の例文
旧字:
與
明日
(
あした
)
の空模様も、まず、晴と見ながら、表方へ来ると、ちょうど、
徒士目付
(
かちめつけ
)
の
神崎
(
かんざき
)
与
(
よ
)
五
郎
(
ろう
)
も、供廻りの用意を終って、御用部屋の大きな火鉢のそばで一ぷく
喫
(
す
)
っていた。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ところが講談では大高源吾が
神崎
(
かんざき
)
与
(
よ
)
五
郎
(
ろう
)
、
国蔵
(
くにぞう
)
が
馬食
(
うまくら
)
いの
丑
(
うし
)
五
郎
(
ろう
)
、場所も遠州浜松となっています
ぐうたら道中記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
家賃は安いがそこは
苦沙弥
(
くしゃみ
)
先生である。
与
(
よ
)
っちゃんや次郎ちゃんなどと号する、いわゆるちゃん付きの連中と、薄っ
片
(
ぺら
)
な垣一重を隔てて御隣り同志の親密なる交際は結んでおらぬ。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
当時一般世人から軽蔑されたスピリチュアリズムが、
漸
(
ようや
)
く堅実なる地歩を、天下に
占
(
し
)
むるに至ったことにつきてはモーゼスの功労が、どれ
丈
(
だ
)
け
与
(
よ
)
って力あるか測り知れないものがある。
霊訓
(新字新仮名)
/
ウィリアム・ステイントン・モーゼス
(著)
「いますか……では、
与
(
よ
)
の
公
(
こう
)
が待っていますから、わたしはすぐ引っ返して——」
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
▼ もっと見る
そらこれで
可
(
よ
)
かろうって二円出して
与
(
よ
)
こしたのだ。
竹の木戸
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
「
与
(
よ
)
の
公
(
こう
)
、ほんとうかい、それ」
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
与
常用漢字
中学
部首:⼀
3画
“与”を含む語句
与那国
分与
与力
賦与
施与
与三
与兵衛
与太者
与党
与右衛門
参与
与太郎
寄与
荊与棘塞路
与奪
与一
関与
与那原
与重
河尻与兵衛
...