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下方
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かほう
ふりがな文庫
“
下方
(
かほう
)” の例文
カビ博士は、
下方
(
かほう
)
に見える
乳房
(
ちぶさ
)
の形にこんもりもりあがった白い
丘陵
(
きゅうりょう
)
へ向け、
下
(
さ
)
げ
舵
(
かじ
)
をとった。艇はゆるやかに曲線の道をとって、水中を降下していった。
海底都市
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
それには、
人
(
ひと
)
が
乗
(
の
)
っていて、
下方
(
かほう
)
にたむろしている
敵軍
(
てきぐん
)
のようすを
偵察
(
ていさつ
)
していたのであります。すると、これを
射落
(
おと
)
そうと、
敵
(
てき
)
の
騎兵
(
きへい
)
が
軽気球
(
けいききゅう
)
を
目
(
め
)
がけて、
発砲
(
はっぽう
)
していました。
おばあさんとツェッペリン
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
今
(
いま
)
一個
(
いつこ
)
の
人
(
ひと
)
あり、
車臺
(
しやだい
)
に
坐
(
ざ
)
して、
右手
(
ゆんで
)
に
柄子
(
とりで
)
を
握
(
にぎ
)
つて
旋廻輪
(
せんくわいりん
)
を
廻
(
まわ
)
しつゝ、
徐々
(
じよ/\
)
に
足下
(
そくか
)
の
踏臺
(
ふみだい
)
を
踏
(
ふ
)
むと
忽
(
たちま
)
ち
傍
(
かたはら
)
に
備
(
そな
)
へられたる
號鈴器
(
がうれいき
)
はリン/\と
鳴
(
な
)
り
出
(
だ
)
して、
下方
(
かほう
)
の
軸盤
(
じゆくばん
)
の
靜
(
しづ
)
かに
回轉
(
くわいてん
)
を
始
(
はじ
)
むると
共
(
とも
)
に
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
“下方”の意味
《名詞》
下 方(かほう)
下の方。
(出典:Wiktionary)
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
方
常用漢字
小2
部首:⽅
4画
“下方”で始まる語句
下方掛
下方の国
下方左近将監
下方衆
下方風