上手じやうづ)” の例文
おやなればめるではけれど細工さいくまこと名人めいじんふてもひと御座ござんした、なれども名人めいじんだとて上手じやうづだとて私等わたしらうちのやうにうまれついたはにもなること出來できないので御座ござんせう
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
なぞも有れば画探ゑさがしも有る、はじめはうには小説をかゝげて、口画くちゑ挿画さしゑも有る、これすべて社員の手からるので、筆耕ひつこう山田やまだわたしとで分担ぶんたんしたのです、山田やまだ細字さいじ上手じやうづに書きました、わたしのははなはきたな
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
こんなに上手じやうづにものをいふ
鸚鵡:(フランス) (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)
やあ上手じやうづだなあ