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上下
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じやうか
ふりがな文庫
“
上下
(
じやうか
)” の例文
而して同家に使役せらるゝ兵卒の妻アフイミア・スカピダロワは彼の階段を
上下
(
じやうか
)
する毎に非常なる危険を冒せり。殊に水若くは薪を運搬する時を然りとす。
鱷
(新字旧仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
明日帰りて委細不承候内は、往来
上下
(
じやうか
)
人足の沙汰計、書状も瑩々とわけきこえかね候故、確然は得信可申上候。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
吸鍔棹
(
ピストン
)
に
似
(
に
)
たる
器械
(
きかい
)
の
上下
(
じやうか
)
するに
隨
(
したが
)
つて、
新鮮
(
しんせん
)
なる
空氣
(
くうき
)
は
蒸氣
(
じようき
)
の
如
(
ごと
)
く
一方
(
いつぽう
)
の
巨管
(
きよくわん
)
から
艇内
(
ていない
)
に
吹出
(
ふきだ
)
され、
艇内
(
ていない
)
の
惡分子
(
あくぶんし
)
は、
排氣喞筒
(
はいきぽんぷ
)
によつて
始終
(
しじゆう
)
艇外
(
ていぐわい
)
に
排出
(
はいしゆつ
)
せられるから
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
鐵車
(
てつしや
)
深林
(
しんりん
)
を
行
(
ゆ
)
くには、
一層
(
いつそう
)
巧妙
(
こうめう
)
なる
器械
(
きかい
)
がある、それは
鐵車
(
てつしや
)
の
前方
(
ぜんぽう
)
木牛頭
(
もくぎうとう
)
の
上下
(
じやうか
)
より
突出
(
とつしゆつ
)
して、二十一の
輪柄
(
りんぺい
)
を
有
(
いう
)
する
四個
(
しこ
)
の
巨大
(
きよだい
)
なる
旋廻圓鋸機
(
せんくわいゑんきよき
)
と、むかし
佛蘭西
(
フランス
)
の
革命時代
(
かくめいじだい
)
に
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
其
(
その
)
動力
(
どうりよく
)
は
第一
(
だいいち
)
の
大齒輪
(
だいしりん
)
に
及
(
およ
)
び、
第二
(
だいに
)
の
齒輪車
(
しりんしや
)
に
移
(
うつ
)
り、
同時
(
どうじ
)
に
吸鍔桿
(
ピストン
)
は
上下
(
じやうか
)
し、
曲肱
(
クンク
)
の
活動
(
くわつどう
)
は
眼
(
め
)
にも
留
(
とま
)
らず、かくて
其
(
その
)
動力
(
どうりよく
)
が
第
(
だい
)
三十七
番目
(
ばんめ
)
の
齒輪車
(
しりんしや
)
に
及
(
およ
)
ぶ
頃
(
ころ
)
には、
其
(
その
)
廻轉
(
くわいてん
)
の
速度
(
そくど
)
と、
實力
(
じつりよく
)
とは
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
“上下”の解説
上下(じょうげ、うえした)とは、上および下を指す。六方位(六方)の名称の一つで、高さ・深さといった立体的な位置を指す方位の概念を表す言葉である。
上・下方
頭・足方
天頂・天底方向
北・南方
首都に近づく・遠ざかる方
価値・地位が高い・低い方
時代が古い・新しい方
(出典:Wikipedia)
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“上下”で始まる語句
上下共
上下座
上下料
上下格
上下着
上下箱
上下縞
上下谷
上下二筋
上下變動