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七不思議
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なゝふしぎ
ふりがな文庫
“
七不思議
(
なゝふしぎ
)” の例文
世に越後の
七不思議
(
なゝふしぎ
)
と
称
(
しよう
)
する其一ツ
蒲原郡
(
かんばらこほり
)
妙法寺村の
農家
(
のうか
)
炉中
(
ろちゆう
)
の
隅
(
すみ
)
石臼
(
いしうす
)
の
孔
(
あな
)
より
出
(
いづ
)
る火、人
皆
(
みな
)
奇
(
き
)
也として
口碑
(
かうひ
)
につたへ
諸書
(
しよしよ
)
に
散見
(
さんけん
)
す。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
「
不思議
(
ふしぎ
)
だ
不思議
(
ふしぎ
)
だ」といつたとて
勝
(
か
)
つたが
不思議
(
ふしぎ
)
であてにはならぬといふにはあらず、こゝの
道理
(
だうり
)
を
噛分
(
かみわ
)
けてさ、この
七不思議
(
なゝふしぎ
)
を
讀
(
よ
)
み
給
(
たま
)
へや。
神楽坂七不思議
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
○およそ
我
(
わが
)
越後に名高く
七不思議
(
なゝふしぎ
)
にかぞへいふ
蒲原郡
(
かんばらごほり
)
如法寺村
(
によほふじむら
)
百姓
荘
(
さう
)
右エ門(七兵衛孫六が家にも地火あり)が家にある地中より
燃
(
もゆ
)
る火は、
普
(
あまね
)
く人の知る所なれども
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
又
(
また
)
か、とむかしの
名僧
(
めいそう
)
のやうに、お
叱
(
しか
)
りさへなかつたら、こゝで、
番町
(
ばんちやう
)
の
七不思議
(
なゝふしぎ
)
とか
稱
(
とな
)
へて、
其
(
そ
)
の
一
(
ひと
)
つに
數
(
かぞ
)
へたいくらゐである。が、
何
(
なに
)
も
珍
(
めづら
)
しがる
事
(
こと
)
はない。
高臺
(
たかだい
)
だから
此
(
こ
)
の
邊
(
へん
)
には
居
(
ゐ
)
ないのらしい。
番茶話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
○およそ
我
(
わが
)
越後に名高く
七不思議
(
なゝふしぎ
)
にかぞへいふ
蒲原郡
(
かんばらごほり
)
如法寺村
(
によほふじむら
)
百姓
荘
(
さう
)
右エ門(七兵衛孫六が家にも地火あり)が家にある地中より
燃
(
もゆ
)
る火は、
普
(
あまね
)
く人の知る所なれども
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
“七不思議”の解説
七不思議(ななふしぎ)は、ある地域や場所において起こる不思議な7つの事柄を指す語。
転じて、7つの不思議な物や現象を数え上げたものを指し、怪談の一形式としても有名である。
(出典:Wikipedia)
七
常用漢字
小1
部首:⼀
2画
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
思
常用漢字
小2
部首:⼼
9画
議
常用漢字
小4
部首:⾔
20画