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一門
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いちもん
ふりがな文庫
“
一門
(
いちもん
)” の例文
そしてそこにたくさん
並
(
なら
)
んでいる
杉
(
すぎ
)
の木を
平家
(
へいけ
)
の
一門
(
いちもん
)
に
見立
(
みた
)
てて、その中で一ばん大きな木に
清盛
(
きよもり
)
という
名
(
な
)
をつけて、
小
(
ちい
)
さな
木太刀
(
きだち
)
でぽんぽん
打
(
う
)
ちました。
牛若と弁慶
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
この
諸平
(
もろひら
)
のゐた
時分
(
じぶん
)
に、
近世
(
きんせい
)
でもっとも
名高
(
なだか
)
い
香川景樹
(
かがはかげき
)
といふ
歌人
(
かじん
)
が
京都
(
きようと
)
にゐました。
非常
(
ひじよう
)
に
上手
(
じようず
)
の
評判
(
ひようばん
)
があり、
門人
(
もんじん
)
も
多
(
おほ
)
く、その
一門
(
いちもん
)
は
榮
(
さか
)
えて
今
(
いま
)
までも
續
(
つゞ
)
いてゐるほどの
人
(
ひと
)
でありました。
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
猫
(
ねこ
)
の
方
(
ほう
)
も、「そら
来
(
き
)
た。」というなり、
三毛猫
(
みけねこ
)
、
虎猫
(
とらねこ
)
、
黒猫
(
くろねこ
)
、
白猫
(
しろねこ
)
、ぶち
猫
(
ねこ
)
、きじ
猫
(
ねこ
)
、どろぼう
猫
(
ねこ
)
やのら
猫
(
ねこ
)
まで、これも
一門
(
いちもん
)
残
(
のこ
)
らず
牙
(
きば
)
をとぎそろえて
向
(
む
)
かっていきました。
猫の草紙
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
“一門”の意味
《名詞》
一つの家族。同じ家系の一族。
同じ宗門であること。また、そのような人。
学問、技芸などで同じ流派の人々。
(出典:Wiktionary)
“一門”の解説
一門(いちもん)は、氏族あるいは家系を同じくする同族あるいは同族集団のこと。
(出典:Wikipedia)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
門
常用漢字
小2
部首:⾨
8画
“一門”で始まる語句
一門方
一門一家