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一族
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いちぞく
ふりがな文庫
“
一族
(
いちぞく
)” の例文
可愛
(
かはい
)
いこの
一族
(
いちぞく
)
は、
土手
(
どて
)
の
續
(
つゞ
)
くところ、
二里
(
にり
)
三里
(
さんり
)
、
蘆
(
あし
)
とともに
榮
(
さか
)
えて
居
(
ゐ
)
る
喜
(
よろこ
)
ぶべきことを、
日
(
ひ
)
ならず、やがて
發見
(
はつけん
)
した。——
房州
(
ばうしう
)
へ
行
(
ゆ
)
く
時
(
とき
)
である。
木菟俗見
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
やがて此浅き谷は低き山の
隈
(
くま
)
に尽きて、
其処
(
そこ
)
に大なる無花果、ポプラル、葡萄、
石榴
(
ざくろ
)
など
一族
(
いちぞく
)
の緑眼もさむるばかり鮮かなる小村あり。ドタンと云ふ。
馬上三日の記:エルサレムよりナザレへ
(新字旧仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
他人の事と思はれず、
我身
(
わがみ
)
の
誉
(
ほまれ
)
と
打忘
(
うちわす
)
れられて
嬉
(
うれ
)
しく
独
(
ひとり
)
笑
(
ゑみ
)
する心の
中
(
うち
)
には、
此群集
(
このぐんしふ
)
の人々にイヤ御苦労さま
抔
(
など
)
と
一々
(
いち/\
)
挨拶
(
あいさつ
)
もしたかりし、これによりて
推想
(
おしおも
)
ふも
大尉
(
たいゐ
)
が
一族
(
いちぞく
)
近親
(
きんしん
)
の
方々
(
かた/″\
)
はいかに
隅田の春
(新字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
御威勢
(
ごゐせい
)
を
以
(
もつ
)
て
一族
(
いちぞく
)
の
積
(
つも
)
る
恨
(
うら
)
鬼桃太郎
(旧字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
“一族”の意味
《名詞》
一 族(いちぞく)
同じ血筋に属する集団。または構成する人。
(出典:Wiktionary)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
族
常用漢字
小3
部首:⽅
11画
“一族”で始まる語句
一族郎党