“をがはまち”の漢字の書き方と例文
語句割合
小川町100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小川町をがはまちのおみせをおめなされたといふうわさ他処よそながら聞いてもゐましたれど、私も昔しの身でなければ種々いろいろと障る事があつてな、お尋ね申すは更なること手紙あげる事も成ませんかつた
十三夜 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
小川町をがはまちのおみせをおめなされたといふうわさ他處よそながらいてもましたれど、わたしむかしのでなければ種々いろ/\さわことがあつてな、おたづまをすはさらなること手紙てがみあげることなりませんかつた
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
いま何處どこうちつて、お内儀かみさんも御健勝おまめか、小兒ちツさいのも出來できてか、いまわたしをりふし小川町をがはまち勸工塲くわんこうば見物ゆきまする度々たび/\もとのおみせがそつくり其儘そのまゝおな烟草店たばこみせ能登のとやといふにつてまするを
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)