“御健勝”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おまめ75.0%
ごけんしよう25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今は何處に家を持つて、お内儀さんも御健勝おまめか、小兒ちツさいのも出來てか、今も私は折ふし小川町の勸工場見物に行まする度々、舊のお店がそつくり其儘同じ烟草店の能登のとやといふに成つて居まするを
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
いま何處どこうちつて、お内儀かみさんも御健勝おまめか、小兒ちツさいのも出來できてか、いまわたしをりふし小川町をがはまち勸工塲くわんこうば見物ゆきまする度々たび/\もとのおみせがそつくり其儘そのまゝおな烟草店たばこみせ能登のとやといふにつてまするを
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
改め新藤氏にはよくこそ御尋おたづね下されたり誠に一別以來まづもつ御健勝ごけんしようの樣子大悦に存ずるとのべければ市之丞の長八も久々の對面ゆゑに夫々へ挨拶に及び扨大橋氏思ひ出せば早十八年の其昔そのむかし貴殿きでん御厚情ごこうじやうに依て我々夫婦が一命を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)