“れいかく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
礼格33.3%
藜藿16.7%
霊格16.7%
霊覚16.7%
霊閣16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むかしより此毘沙門堂に於て毎年正月三日の夜にかぎりて堂押だうおしといふ事あり、あへて祭式さいしき礼格れいかくとするにはあらねど、むかしより有来ありきたりたる神事じんじなり。
藜藿れいかく わがはらわたみた
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
答『無論むろんそれが規則きそくじゃ。修行しゅぎょうんだ、たか竜神りゅうじんとなれば、けっしてこの規律きりつそむくようなことはせぬ。しかしなが霊格れいかくひく竜神りゅうじんあいだにはそうのみもわれぬふしがある……。』
でも、いまからかんがえれば、わたくしにはこれでも生前せいぜんからいくらか霊覚れいかくのようなものがめぐまれていたらしいのでございます。
古来、入道清盛にゅうどうきよもりをはじめ、幾多の例をみても、仏舎ぶっしゃ霊閣れいかく業火ごうかとして、僧徒を殺戮さつりくした者に、よい終りをとげた者はありません
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)