“あかざ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:アカザ
語句割合
88.9%
藜藿7.4%
朱座3.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其の内にもすっかり明けはなれましたから、親切な白翁堂はあかざの杖をついて、伴藏と一緒にポク/\出懸けて、萩原の内へまいり
「婿は久しくしゅうとの家にいるものじゃありません、それにあの人は貧乏人ですから、久しくおれば久しくあるほど人にいやしまれます、私は一旦承知しましたから、小屋がけに甘んじます、藜藿あかざのお菜もいといません」
阿宝 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
町年寄の奈良屋ならや右衞門、朱座あかざ淀屋よどや甚太夫、銀座の小南利兵衞、油屋の大好庵だいかうあん、米屋の桑名屋くはなや、紙屋の西村、佛師の大内藏——皆んな公儀御用の家ばかりだ