“桑名屋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くはなや50.0%
くわなや50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
町年寄の奈良屋ならや右衞門、朱座あかざ淀屋よどや甚太夫、銀座の小南利兵衞、油屋の大好庵だいかうあん、米屋の桑名屋くはなや、紙屋の西村、佛師の大内藏——皆んな公儀御用の家ばかりだ
文化の前までは、江戸の市中には日本橋の笹巻鮨ささまきずしと小石川諏訪町すわちょう桑名屋くわなやの二軒の鮨屋があったきり。もちろん、呼売りなどはなかった。
顎十郎捕物帳:22 小鰭の鮨 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)