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りゑん
二
年も三
年も
泣盡して
今日といふ
今日どうでも
離縁を
貰ふて
頂かうと
决心の
臍をかためました、
何うぞ
御願ひで
御座ります
離縁の
状を
取つて
下され
お
前はそんなら
眞實に
私を
離縁する
心かへ、
知れた
事よと
例の
源七にはあらざりき。
而してその
隆盛に至りし
所以のものは、有名の学士
羅希に
出て、之れが改良を
謀るに
由る。然るに
吾邦の学者は
夙に
李園(原)を
鄙み、
措て
顧みざるを以て、之を記するの書、
未嘗多しとせず。