“りせん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
李暹20.0%
履践20.0%
俚賤10.0%
利箭10.0%
李譔10.0%
李銑10.0%
離船10.0%
離鮮10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
帝と皇后の御輦みくるまは、李暹りせんのために、李司馬の軍営へと、しゃ二、曳きこまれて来たが、そこへお置きするのはさすがに不安なので李傕りかく、李暹の叔父甥は、相談のうえ、以前
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
朕祖宗ちんそそう遺列いれつ万世一系ばんせいいっけい帝位ていいちんカ親愛スル所ノ臣民しんみんすなわチ朕カ祖宗ノ恵撫慈養けいぶじようシタマヒシ所ノ臣民ナルヲおも康福こうふくヲ増進シ其ノ懿徳良能いとくりょうのうヲ発達セシメムコトヲ願ヒ又其ノ翼賛よくさんともともニ国家ノ進運しんうん扶持ふじセムコトヲ望ミすなわチ明治十四年十月十二日ノ詔命しょうめい履践りせんここ大憲たいけんヲ制定シ朕カ率由そつゆうスル所ヲ
大日本帝国憲法 (旧字旧仮名) / 日本国(著)
これをがいするに、上士の風は正雅せいがにして迂闊うかつ、下士の風は俚賤りせんにして活溌かっぱつなる者というべし。その風俗をことにするの証は、言語のなまりまでも相同じからざるものあり。
旧藩情 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
我に射掛くる利箭りせんの毒は、それだけ彼女の懐を出でて彼女の胷裏きょうり清浄しょうじょうにすることになった。
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
一切を長裔ちょうえいに行わしめ、彼を長史に任じ、杜瓊とけい諫議かんぎ大夫に、杜微とび楊洪ようこう尚書しょうしょに、孟光、来敏らいびんを祭酒に、尹黙いんもく李譔りせんを博士に、譙周しょうしゅうを太史に、そのほか彼の目がねで用いるに足り
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ところが河南の招討判官、李銑りせんというのが広陵に居た。永王の舟師を迎え討った。
岷山の隠士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
兌沢だたくの水に離船りせんをうかべ、ものに行き詰るの有様で、水意あれど船走らず、胸にジリジリと開けぬものがこだわッて、それがその
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
人類は社会的動物であって離鮮りせん索居さくきょの孤寂が忍び難く、友を求めて共に歓楽するを喜ぶ。その故にここに風俗なるものが形成される。
婦人問題解決の急務 (新字新仮名) / 大隈重信(著)