“譙周”の読み方と例文
読み方割合
しょうしゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
孔明が戦場で死んだと聞いたとき、この譙周しょうしゅうはその夜のうち成都を去って、はるばる途中まで弔問ちょうもんに駈けつけて行った。
三国志:12 篇外余録 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
だが、一夜親しく彼を訪ねて、蜀臣全体の不安を代表するかのように、それとなく、彼をいさめにきた太史譙周しょうしゅうにたいして、彼の諭言ゆげんは懇切をきわめた。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
彼は、太傅たいふ許靖きょせいや、光禄大夫譙周しょうしゅうなどを、にわかにあつめて、故典事例を調べさせた。人々は伝え聞いて
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)