“やツ”の漢字の書き方と例文
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「いや、お前様まんさま手近てちかぢや、あかり掻立かきたつてもらひたい、くらいとしからぬはなしぢや、此処等ここらから一ばん野面のづらやツつけやう。」
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
まい……二まい、と兩方りやうはうで、ペエジをやツつ、とツつして、眠氣ねむけざましにこゑしてんでたが、けて、可恐おそろしく陰氣いんきとざされると、ひくこゑさへ
霰ふる (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)