“もろいそ”の漢字の書き方と例文
語句割合
諸磯100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
幾月(いくつき)かを過(すご)す中(うち)に、敵(てき)の監視(みはり)もだんだん薄(うす)らぎましたので、私(わたくし)は三崎(みさき)の港(みなと)から遠(とお)くもない、諸磯(もろいそ)と申(もう)す漁村(ぎょそん)の方(ほう)に出(で)てまいりましたが
油壺から諸磯(もろいそ)見ればまんまろな赤い夕日がいま落つるとこ
雲母集 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
落城後(らくじょうご)私(わたくし)があの諸磯(もろいそ)の海辺(うみべ)に佗住居(わびずまい)をして居(い)た時分(じぶん)などは、何度(なんど)も何度(なんど)も訪(おとず)れて来(き)て、何(なに)かと私(わたくし)に力(ちから)をつけてくれました。
秋が来たぞよ、三崎(みさき)諸磯(もろいそ)の段々畑(だんだんばたけ)から百舌(もず)が出たで
畑の祭 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
すると、その頃(ころ)、諸磯(もろいそ)の、或(あ)る漁師(りょうし)の妻(つま)で、平常(ふだん)から私(わたくし)の事(こと)を大(たい)へんに尊信(そんしん)してくれている一人(ひとり)の婦人(ふじん)がありました。