“まじん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
魔神50.0%
魔刃37.5%
魔人12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
兎角とかくするほどあやしふねはます/\接近せつきんきたつて、しろあかみどり燈光とうくわう闇夜やみきらめく魔神まじん巨眼まなこのごとく、本船ほんせん左舷さげん後方こうほうやく四五百米突メートルところかゞやいてる。
それやこれ、島後どうごの会合なるものは、いよいよここの配所へ、いやわがこうべへ、さいごの魔刃まじんをくだそうとする打合せであろうことは、はや疑うまではない。
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
人穴城ひとあなじょうという外廓がいかくは焼けおちたが、中身なかみ魔人まじんどもはのこらず逃亡してしまった。丹羽昌仙にわしょうせん吹針ふきばり蚕婆かいこばばあ穴山残党あなやまざんとう佐分利さぶり足助あすけともがらにいたるまで、みな間道かんどうから抜けだした形跡けいせき
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
魔人まじんめ。また邪術じゃじゅつをほどこしたな」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)