“まがみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
真神50.0%
魔神50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
真神まがみの原は高市郡飛鳥にあった原で、「大口の」は、狼(真神)の口が大きいので、真神の枕詞とした。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
真神まがみ、狼。
海豹と雲 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
大口おほくち真神まがみはらゆきはいたくなりそいへもあらなくに 〔巻八・一六三六〕 舎人娘子
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
またの世は魔神まがみの右手の鞭うばひ美くしき恋みながら打たむ
恋衣 (新字旧仮名) / 山川登美子増田雅子与謝野晶子(著)
もろき虹の七いろ恋ふるちさき者よめでたからずや魔神まがみつばさ
みだれ髪 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)